NBA仙台コンクール2024
第11回NBA仙台バレエコンクールに参加してきました。練習を重ねてきた当スクールの生徒たち、会場の雰囲気や他県からの出場者に緊張した面持ちでステージでの審査を待ちます。
それぞれが精一杯いい踊りを見せたと思います。
審査結果では今回、入選に至るまでの成績を残せる生徒は残念ながらいませんでした。正直のところ、指導者としてある程度の仕上がりを認めてましたので下位入選くらいは〜と期待していましたが…
上位入選する出演者はじめ皆さんのレベルが高かった。当スクールの生徒たちも出番前も後もひしひし感じていたのに違いないです。
私は当方の生徒たちの素養を疑った事はありません。
という事です。
生徒たちの仕上がりに満足したと書きました。精査してみるにコンクールの猛者たちを押し退け入選に滑りこませる、という条件を生徒が満たしているというよりも単純に生徒が成長した事への満足でありその自信がコンクール審査結果に結びつくこと無いという事なのでしょう。
「プロセスが大事」は確かに真であって生徒たちはみんな成長した。
でも下位入選でもできればこれまで頑張った素敵なご褒美で、それを与えてやりたければコンクールの競技性を考えればならないのは必須の事でした。
これから同じことをやっていたらば上位者たちとの差は埋められない。開いていく一方。
指導者の改めるところや勉強するところを見直し、出場希望の生徒に実践してもらい
次の一年後のコンクールのために今からどう動き始めるのか、まだ緑がチラホラ芽吹く
秋田に戻っておもう。みなぎる季節に備えていかなければ、と。
具体的に!
基礎的な事やメソッドの正確性を重視した(と自負はある)今の指導では
実践の舞台に必要なテクニックに高い完成度、再現度を持たせれなかった。
基礎重視に勢いをつけるような高い難易度にも挑戦。
あるいはテクニックや表現が完成されているとアピールする訴求力がうちの生徒たちは弱い。など改善案。
変化を促し、実践して効果を感じられるまで、というのはとても時間がかかる事
今回の「敵わないな」という気持ちを忘れずに歩みを止めないようにしなければ。熱願。