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バレエノートのススメ
生徒たちに“バレエノート”を書くことを勧めようと思います。
バレエノートはレッスン中、自分の感じた気付きや先生からの注意点などを
記録しておくノートの事です。
レッスン後にメモをとることによって、レッスンの大事な場面を思い出す、
ペンで文字化する、見返す、と少なくとも3回は
レッスンを追体験する事になります。
その過程で筋肉、脳の記憶がすぐ忘れてしまう短期記憶棚から
別のことを考えててもすぐ思い出せる長期保存棚に移されます。
それ故にバレエノートとは前回の経験値を限りなくこぼさず
次のレッスンに繋げれる最強記憶術です!
書かない理由が見つかりませんね。
参考になるかはともかく僕が書いたノートを紹介します(照)
ジャン!写真をご覧ください
。
ドイツ語学者の関口存男という人の言葉です。語学をバレエ
に替えてます。モチベーションが上がる為なら何でもアリでしょう。
(好きなダンサーの写真とか)
②は振付。スマホがない時代、アンシェヌマンは描いて覚えて
ました。便利な時代ですが自分の内部に記憶を入れるなら
動画よりノートが良いです。
③、これ1番大事です。動いてみて自分で気づいた事、
ここを意識すると上手く事を書き留める。最善策は天から
降ってきたりはしません、トライ&エラーを繰り返した
あとで現時点でもっとも成功に近いものをメモします。
筋肉は失敗の記憶もイーブンに覚えてしまうのでこのやり方
が良いんだよ、と体に教えてあげて良い記憶
を際立たせる必要があります。
読み返して当時の熱い気持ちだったり、嗚呼このポイント
今でも大事だよな、というのを思い出したりしました。
振り返りの時間をもつこと、書く習慣をつける事は手間のいる
ことですが、成長をもたらしてくれますよ。
何よりバレエは前回のトライ&エラーを一切無駄にしないという
大阪商人のようなガメつさが大事だと思うのです。
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